時計が読めないということ。















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6歳の長女は
まだ
時計が読めません。

数字はわかるので
デジタル時計なら
最近
読めるようになりました。

しかし
考えてみれば
娘の場合
「時計が読めない」
というよりも
「読む必要がなかった」
のかもしれません。







私たち大人にとって
社会生活を送るうえで
時計を見ながら
行動するというのは
当たり前のことです。

もし
時計が読めなかったら
仕事に遅刻したり
電車に乗り遅れたり
約束の時間に
間に合わなかったり
不便なことだらけです。
そもそも
時計がなければ
約束事をすること自体
難しくなります。



では
幼い子どもは
どうでしょう。

毎朝
親に起こされ
身支度をし
幼稚園
保育園に通い
先生に言われて
昼食をとる。

お昼寝をし
与えられた
おやつを食べ
お迎えの時間を待つ。

帰宅後は
自分の好きな遊びをし
夕食を食べ
お風呂に入って就寝。



子どもの生活の中には
常に大人がいます。
親が先生が
側にいて
導いてくれているのです。

子どもには
責任というものはなく
いつも
大人から
守られています。


そして
その
大人の保護下で
ゆったりとした
時間を過ごす。

時計を気にせず
過ごす
穏やかな時間は
子どもだけに与えられた特権です。


だから
幼い子は
時計を読めなくてもいい、
読む必要がないのです。






しかし
人間は
いつまでも
子どもではいられません。

親元を離れ
社会へ出ていかなければなりません。
時間という制約を
背負わなければなりません。

そしていつかは
自分の親がしてくれた様に
自らの子を
守るのです。







この

時計が読めない
長女が
小学校に
入学します。

まずは
「早寝早起きをして
遅れずに集合場所に行く」
これが
最初の
課題です。


いずれ
自分で
時計を見ながら
家を
出発できるよう
しばらくは
私たち親が
代わりに
時計を読もうと思います。

















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ひな祭り












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もりのひなまつり

こいでやすこ さく





ひな祭りまであと
一か月となった
2月の始め

娘たちに
この絵本を
読み聞かせました。


この物語の内容は
ある家の蔵に住む
"ねずみばあさん"が
村に住む
ねずみの子どもたちに
お願いされ
そのうちの
おひなさまを
村へお連れし
ねずみの
子どもたちのために
お祝いをする
というものです。



楽しい時間を
過ごし
のんきに
うたたねをする
おひなさまたちを
雪の中
なんとか
連れて帰った
ねずみばあさんは
薄汚れたおひなさまの
姿を見てびっくり。

おひなさまたちも
自分たちの姿を見て
「きっとすてられてしまうに
ちがいない」と
さめざめ泣きます。

そこで
ねずみばあさんは
着物を繕ったり
探してきたおしろいや
絵の具で
おひなまさまの
顔や手をきれいに
塗りなおします。

そして
なんとか
箱の中にしまわれた
おひなさまは
次の日
何事もなかったかのように
座敷に
飾られていた
という話です。


「人間が知らないところで
お人形たちは
動いている」
永遠の
空想ですね。




この絵本に
娘たちは
惹きこまれた様で
次女は
「お母さんの針使うのかな」とか
「お母さん絵の具持ってる?」などと
まるで
自分のうちにも
こんなことが
あるのではないかというような
想像を膨らませていました。





このお話を
読んで
まもなく
我が家も
おひなさまを
出すことにしました。





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一年ぶりに
あける
大きな箱に
娘たちは
興味津々。
次から次へと
箱を開けたくて
たまりません。
特に
好奇心旺盛の次女は
とにかく
早く
お人形が見たくて
一人でどんどん
出していきます。

そんな時
長女の「あっ!!!」
という声が。


その悲鳴にも近い
声の先を
見ると
次女が片手に
官女の
頭(だけ!)を
持っているではありませんか!

そう
お人形の
頭を
引っこ抜いて
しまったのです!


一瞬にして
凍り付く空気。

顔面蒼白
目に涙をためる次女。

とっさに
手で顔を
覆う長女。



私の
怒号が飛ぶまで
それほど
間は空きませんでした。


それに加え
「〇〇ちゃん(次女)のせいで
おひなさまが
死んじゃった!
もうどこにもいけないよ!」と
責める長女に
次女は
号泣。

それどころか
「真夜中に首のない
人形が出てくる」という
話にまでなってしまいました。





それからしばらく
夜になると
次女が
まともに
おひなさまを
見られなくなったのは
言うまでもありません。












今年は
三女の初節句です。


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おじいちゃんおばあちゃんから
頂いた私のおにんぎょう」

「かわいいなあ」





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「あれ?
落ちちゃった」







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笑顔でごまかしちゃえ~(笑)